うつ病の最良の治療は、なんといっても「ゆっくり休む」ことです。
ところが、抗うつ薬を使用すると、症状が軽くなり、十分に休養をとらないまま仕事に復帰したりします。
症状がかるくなるので、仕事を通用通り続けながら治療をします。
そのために長引くのではないかと思います。
極端な過労や強い精神的ショックでうつ病になった場合は、症状も重く、仕事を休まざるを得ません。
しかし、慢性的なストレスに苦しんで、「うつっぽく」なっている人の場合、
要するにストレスに対する抵抗力が弱くなっている場合が多いのです、
だから薬で一時的に治っても、すぐに再発します。
抗うつ薬は、ストレスに対する抵抗力を強めてくれるわけではありません。
だからそのあとも、何か精神的なストレスがかかるたびに軽いうつ病になってしまいます。
もちろん、だから薬は意味がないと言っているのではありません。
抗うつ薬や精神安定剤の服用とは別に、ストレスに対する抵抗力を強める工夫をもっとしていったほうがいいと思うのです。
「うつ」か、そうでないかの見分けは“辛さ”
人間だれでも、程度のさこそありますが、“ヤル気“が起きないことはあります。
憂うつになることもあります。
会社をずる休みしたくなることもあるでしょう。
おっくうで外に出たくないことだってあるかもしれません。
しかし、それらは、基本的に「うつ病」ではありません。
単なる「おっくう」「憂うつ」が「うつ病」になる分岐点は、「つらさ」がともなうかどうかだと思います。
うつ病になると、「やる気が起きない・・・・しかしこれではいけない・・・・・だけど辛くてなにもできない」というふうになります。
単におっくうなだけでは「辛さ」はともないません。
この「辛さ」が2週間以上続くようだと、迷わず精神科や心療内科、カウンセリングに行ったほうがいいと思います。
うつになったときの症状を具体的に見ていきましょう。
「うつ」になったらとにかく”だるい”
疲れが取れない期間が長引いている方
うつうつとしている期間が長引いている方は、
キネシオロジーカウンセリングコースがおすすめです。
キネシオロジーカウンセリングコース