今日は、私の
「子育てが始まったころ
娘にトラウマができるのがめっちゃ怖かった」
というお話です。
私、セラピストしているし
ましては
キネシオロジーなんてやっているから
いろんな経験が
私たちを制限しているってことを
たっくさん見ているわけです。
だから、
娘の将来に影響を及ぼすような
出来事が起こらないよう
意識がかなり傾いていました。
大事ですよ。
大事なんですけど。
現実問題、
「無理」なんですよね。
トラウマができないようにするなんて。
自分が子ども産むと
もう、なんだか
子どもにだけは
理想的な環境をって
ばかになるんですよねぇ。
なったんです。私。
今もだけど。
例えば、以前
ある相談者さんとのセッションで
キネシカウンセリングだったんですが、
OFFの要因として
・幼少期
・お風呂で
・親に頭からお湯をかけられたのが嫌だった
というのがでてきたことがありました。
っもう5年も6年も
前のことなのに
今も私は憶えていて
ああ、子どもは
頭から水をかけられると
トラウマ(OFFの原因)になるんだなぁ
って情報がインプットされてたようです。
相談者さんの子ども時代の気持ちに
共感して、
ああ嫌だっただろうなぁ
って思いが
娘を前にするとでてきてしまっていたようです。
だから、
水を嫌がる娘に対して、
水をかけない。
例えば、
大きな音を嫌がっていた小さいころ
掃除機かけたのまずかったかなぁ
とか。
かけるけどね、掃除機。
まずかったかなぁ
大丈夫だったかなぁ
って思いながらかけていたんです。
いや、それが良いか悪いかは
わからないですよ。
結果は将来にしかでない。
でも、
こんな感じで、
自分の経験だったり、
クライアントさんの経験だったりを
総動員して
オフになりそうな経験を
できるだけ避けている私がいたんです。
頭の中ではわかっているんですよ。
ストレスやトラウマが
その人にとっての「資源」になる。
って。
でも、自分の子どもになると
そんな言葉に感じるのは
「ただのきれいごと」
カラダの髄までは
理解していなかったのだなぁ。と。
しかーし
こんな頭でっかちでも
ちゃんと目覚める日は
やってきます。
現実を目の前にすると
どうやったって
立ち行かなくなるものです。
だって、
娘と過ごしていくと
どうやったって起こるんです
いろんな事件が。
転ぶし
落ちるし
わめくし
のろのろしているし
怒ってばっかりだし(娘がね)
命令口調だし
威張っているし
私ピリピリしてくるし
私も体調によっては
娘にあたるし
ごめんなさいはしても
自分の機嫌がすぐにもどらないことあるし
時間の中で生きていくしかないし
時間があると
焦るし
あーーーもーーーー!
生きていくって
トラウマやストレスと
ともにあるってことなんですね!!
笑
何をいまさら。
避けられるとでも
思っていたのか? 私。
はぁ
恥ずかしながら思っていたようです。
避けられないんだなぁ。
避けられると思ったからこそ
私にとってストレスになったし
私にとってのストレスは
2乗3乗になって大事な大事な娘にとっての
ストレスになっていました。
そんな毎日です。
トラウマが起こっていないか
OFFになりそうな出来事が
起こっていないか
という意識の陰に隠れて
決定的に足りなかったのは
「娘の人生への『信頼』」でした。
「娘は、こんな私に育てられても大丈夫。」
という『信頼』 笑。
「大丈夫じゃなくても、大丈夫。」
という『信頼』
そう私が娘を信頼するからこそ
娘は信頼に値する
「強さ」を手に入れるようになるのにね。
えーっと
娘に対して信頼するようになったら
私は怒りっぽくなりました。笑
だって、腹が立つんだもん。
理想の母親からは
遠のいてしまったけれど
ストレスレベルはぐっと減りました。
平気なふりとか
イライラしないふりとか
器の大きいふり とか
気にしていないよ?なふりとか
もうやめ。
これ、ほんと大変。
私、器、ちっさいし。
私、自分のことしか考えていないし。
もしかしたら
私、娘のことより自分のこと優先しているし。
まだ器大きいふりしている時もあるけれど。
そうせざるを得ない時もあるけれど。
もーーーーやめ!!
「100点満点じゃなくっていいんですよ~~」
って、わかっているよ。
でも、身体が、ココロが、
どうしてもっていうんだよ~~~~!
もう、それすらOKって感じ。
100点目指していい!
だって、そう、身体が動くんだから
意識がうごくんだから!
そして
現実が立ち行かなくなったら
微調整する!
のがちょうどいい気がするのです。
「ふり」して
エネルギー停滞して
ぱっつんぱっつんになって
エネルギー変成して
ドロドロになって
爆発!!
これこそが一番避けたいかなぁ。
それすら必要な時もあるかもしれなけれど( *´艸`)
ポンコツ母ちゃん
であることを
こうやって少しずつ受け入れていくのでしょうね。
怒って、笑って、泣いて、
伝えて、謝って、感謝して
ナチュラルな流れ
こそが
本当の理想かもしれませんね。
キネシカウンセラー りか