「イヤイヤ期」の人生における役割。

子育て・ママ友

いやいや期のお子さんを育てているママたーちーーー!
おつかれさまでーーーす!
声を大にして言いたい。私の娘はもう大きくなったので、通り過ぎた過去になりました。

のど元過ぎて熱さ忘れたころにこの記事を読み返して、懐かしい思いになっています。

イヤイヤ期について書かれた過去の記事ではありますが、ご紹介いたします。

それではここから↓↓↓

イヤイヤ期ってすっごく大事な時期です。

子どもにとっても大事な時期ですし、お母さんにとっても実は大事な時期です。

(子育ての主導権をお母さんが担っているところが多いので、お母さんと書かせていただきますね)

イヤイヤ期というのは1歳の後半から3歳ぐらいまでにかけて
とにもかくにも全部イヤ!となる時期のことです。

発達心理学では「第一次反抗期」と呼ばれていますね。

1歳前後から歩けるようになった子どもは活動範囲が飛躍的に広がります。

大好きな人の近くに「自分の力」で「自分が行きたいなと思ったタイミング」で近づいていくことができるようになりました。

外の世界に対して影響を及ぼせる快感を味わっています。

コントロールする快感を味わっています。

世界って素晴らしい。 感動しています。

私ってすごい。 誇らしく思っています。

また、自分から離れていくこともできるようになりました。

「気が向いたら」自分から帰ってこればいいし、それができる「能力」をゲット したので離れることができるようになります。

立派な「能力者」です。

このように近づいたり、離れたり、自分の好きなタイミングで、思った通りに、
の範囲が急速に発達するのがこの時期です。

ところがこれを制する者がいます。「お母さん」です。

これまでこの人がいないと生きていけなかった存在(母)が、なんと、自分の有り余る可能性を阻止する存在となるのです。
大げさ? 笑
ごめんなさい。子どもの気持ちになって書いてみたら楽しくなってきました。

つづけます。

もう、とにかく、その「阻止」が気にくわないんです。

この素晴らしい私が素晴らしい方法で活動することができるのに!

よりによってなんで「あなた(お母さん)」が止めるの!?

なので、内容はともかく、とにかくなんでも「イヤ」と言って「自分には自分で決定するパワーがあるんだよ!」をアピールするのです。

ときには、癇癪(かんしゃく)も起こします。

だって、一番わかってほしいのに一番認めてほしいのに。

大好きなあなただからこそみとめてほしいのに。

これほど悲しいことはありません。

だから、もうアピールするしかないのです。

「自分で決めるの!」ってね。
「自分には力があるの!」ってね。
「イヤ!」ってね。

わかってもらうためにね。

「私と、お母さんは、違う人なんだよ」ということを、なんどもなんどもなんどもアピールして教えてくれます。

なんどアピールしても、わかってもらえないことが多いので
けなげに、なんどでも怒られても、いやいやいやいやいやあーーー!

っとね。アピールします。

なかなかのハードボイルドです。

うちの娘(当時2歳)なんか、いやいやいやいやーーー!!!
首も手もぶんぶんふりながら走り去っていきます。

えーまだ何も言っていないんですけど。

なにこれ告白してもないのに全力で拒否されたかんじ。

親離れ子離れの第1次ステージの始まりですね。

どんな風にとらえてもこのイヤイヤ期、激しい子は激しいので肉体的にも精神的にもしんどいこともあります。

スーパーの床でひっくりかえって帰りたくないアピールされても捨てて帰るわけにはいきませんしね。

ここで怒ったり、無理やりにでもしたら「イヤイヤ」事態はさらに悪化 するし。

公然の場というのもあるので、燃え盛る気持ちを抑えつつ、優しーい作り笑いで語らないといけませんしね。

まーむりやり拾ってくるのが8割ですけどね。

そうはいっても母は制するお役目も担っています。悪役だね。笑

しかし子どもにとっては能力が花開き、万能感に満たされているときです。

自分で何でもできると思っています。

もちろん、すべて自分で何でもできるわけじゃないし、全部自分ができるわけではないという
切なさはのちのち思い知ることになります。

しかしこの「万能感」。実は、将来大きくなった時に大切な役割を果たしてくれます。

それは、
「外の世界に自分は影響を及ぼすことができるんだ。」
という思いの「核」になることです。

「核」があるから外側の世界に自分から働きかけていこう。という動機が生まれます。

「外の世界に自分は影響を及ぼすことができる。」という根拠のない自信が
「未知の世界にチャレンジしていく。」という気持ちを起こしていきます。

また
「人に自分からかかわっていく」という動機になります。

また
「自分の幸せは、自分で築いていくものだ」という土台になります。

この大事な時期を「イヤイヤをなくす」という方向性ではなく
「イヤイヤを適度にすごしていく」という方向性で乗り越えていきたいものです。

【まとめ】

イヤイヤ期は

○外側の世界に働きかけようという動機の「核」になる大事な時期

○「いやぁぁぁあ!」でアピールする制されるのは、大好きなお母さんだから

○「イヤイヤしない」のが良いわけじゃない。大変だけどね(^^♪

ということでした。

しかし、この「イヤイヤ期」を乗り越えていく上でお母さんに「ある課題」があると大変しんどいものになります。

お母さんにとっても大事な時期というのはそういうことです。

しんどいと人は「何かを変えよう」という気分になりますね。

「取り組もう」という気分になりますね。

お母さんにとっても「大事な時期」が始まっています。

自分の一部を取り戻すための「大事な時期」が始まっています。

また次回書こうと思います。

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