ドラマを見て思ったことをシェアしたいと思います。
月9ドラマ、「薔薇のない花屋」をみました。
虐待されていた(ネグレクト含め)男の子を無事保護し、
施設に送っていったあと、
鍋を食べながら、香取慎吾さん演じるお花屋さんはいいます。
「大人になってからが大変なんだ」
「自分が明らかに理不尽な育てられ方をしていたって言うことがわかると、
どうしようもない怒りがわいてくる」と。
「愛することって、親から教えてもらうものでしょ。」
「恋はできても、愛することは難しい」
男の子のことを語りながら、自分のことを語っていました。
愛し方が、わからないんですよね、
愛するという心の扱い方も、
愛した人の扱い方も、わからないんです。
親に大切にしてもらえなかった ということが一つの理由。
もう一つあります。
親が誰かに愛される姿や 誰かを愛する姿をみることがなかった。
この理由も大きかったりします。
虐待は、連鎖するといわれています。
ぜったい、こんな親にはならないと思うのに、子どもは自分の親と同じようにふるまってしまうのです。
そしてまた、その子どもも・・・・
そんな虐待の連鎖は断ち切らなければなりません。
そう、虐待の連鎖は止めることができるのです。
お花屋さんは、どのようにして、虐待の連鎖を断ち切ったのでしょう。
たくさんの伏線がはりめぐらされているので、そう簡単に答えはとけそうもありませんが。
このドラマは人の影の部分と光の部分について繊細に描かれていると思います。
今後が気になるところです。