そう、感情をコントロールすることをやめたのです。
感情は湧いてくるものであって、しょせん自分には止められない。
だったら、それに一生付き合っていこう、と腹をくくりました。
「だって、そう思っちゃうんだもーん。仕方ないじゃーん。ねぇ」って感じです。
腹をくくりました。
でもそれは、変化をあきらめたことではありませんでした。
湧いてくる感情は止められない上で、自分に何ができるか。。。
そう考えるようになりました。
自分の思い通りにならない、もう一人の自分がいる。そのもう一人の自分が、私を悲しませようとする。
もう一人の自分が、すねさせる。
もうひとりの自分が「私は愛されてないんだ」って証明させようとする。
意図は、まだ分からないけど。
もう一人の自分が私にそうさせるんだ。
そこで彼女は、もう一人のじぶんの「すね子」と名前をつけました。
自分とすね子を分離させたのです。
そうするとね、
また、彼の心ない言葉で、どぉーーーん。。。。となったときに、
はっとすることができたんです。
「すね子がどぉーーーーんとさせるって!」
本来だったら、そんな風に私に思わせるすね子に対して、
「なんでそんな風に思わせるんだよ!」となるところですが、
彼女は違いました。
すね子は、自分が変えようと思って、変えられる存在じゃないってわかっていたからです。
「あ、すね子が来たな」
「すね子が悲しがってるな」
「すね子がすねさせたがってるな」って
そんなすね子や自分を客観的にみつめ、
そして、
その後の行動を変えることができました。
「すね子が いつものくせで こういう気持ちにさせようとする。
こんな行動をとらせようとしている」って
でも、これは、私がしたがっていることじゃない。だから、私はこういう行動をとっていい。
といった風に。
これは「すね子」を客観的に見つめることで、
自分の感情と、くせの連鎖を断ち切ったのです。
彼女は、
・悲しがって、彼にその言葉をいった罪悪感を持たせるような言葉を言わなくなりました。
・すね子がすねさせたがってるな っておもうだけで、感情が暴れなくなりました。
・彼は、愛情表現が不器用で、わかっていたけれども、それで不安になってた気持ちが消えてしまいました。
・彼が不器用にも発してしまった、心ない言葉を笑いで切り返すことができました。
そうすると、
不思議なことに
どぉーーーーーんとした気持ちに陥ることが減ってきたのです。
それは、行動を変えることで、よし!としていたら、
いつの間にか、感じやすい心が強くなってきたのです。
もしかしたら、そんな彼女をみて、彼が変わってきたのかもしれません。
とにかく、彼女と彼の関係が今までとは、比べものにならないくらい良くなってきたことは事実でした。
彼女の中に今でもすね子は一緒にいて、
しゅーーん とさせるそうです。
でも、どーーーーんではなくなったとのことでした。 笑
彼女は、感情をコントロールすることをやめました。
感情(すね子)をコントロールしないって、腹をくくったおかげで、行動を変えることができました。
いつのまにか、コントロールしたい!と思わせるような、
どぉーーーんとした感情に陥ることがなくなったのです。
あなたの中には誰が住んでいますか?
名前をつけてみませんか?そして、いやな感情になったときに、
「○○が、そう感じさせようとしてる!」って、気にかけてみませんか?
少し、客観的に自分の感情に対応することができるかもしれません。
「客観的に自分の感情を見つめ、対応することができる」ことが
「感情をコントロールする」ことならば、
それは、あなたにも、できますよ^^。
さぁ、誰が住んでいますか?
感情とうまく付きあえない方
感情とうまく付き合っていきたい方は、
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