子どもはどれだけ愛したかではなくどれだけ満たされたか。
親子のすれ違いは簡単です。
「親が示したかった愛情の形」と「子どもが受け取りたかった愛情の」形が違っただけで愛を見失います。
子どもは私の言葉を受け止めているのかな。
何をもとめているかな。
わからないよね。
その子によって違います。
だから観察します。
どれだけ気持ちを満たされたか。これが大事。
甘やかす は 物を与えること
甘えさせる は 気持ちを与えること
おもちゃが欲しい、ゲームが欲しい、お菓子が欲しい、
といわれて、なんでもかんでも言われるがままに【もの】を与える
これは【甘やかし】ています。
「ママァ、抱っこして 遊んで 一緒に寝よ」
といわれて、
抱っこしてあげたり、遊んであげたり、一緒に寝てあげたりする
これは【甘えさせ】ています。
子どもは【甘やかして】はいけませんが、
十分に【甘えさせて】あげてください。
人は、いつになっても甘えたいものです。
【甘え】は【自立】を妨げません。
甘えで土台ができた子から自立していきます。
【甘え】るところ、帰るところがあってこそ、【自立】への一歩が踏み出せるのです。
母は港
帰ってくる子どもを迎え入れてください。
年長さんになっても甘えたい
小学生になっても甘えたい
中学生になっても甘えたい
高校生になっても甘えたい
大人になっても甘えたい
人はそんな生き物なのです。
もう小学生でしょ。
いいんです。もとめることは。
子どもの甘えたい気持ちってのはいつまでもうけとめてあげください。
気持ちを満たしてあげるって大事です。
甘えたいという子どもの気持ちに応えるとき、これは、甘えさせているのか甘やかしているのかを区別できると、少しだけだけど迷いが減るかもしれません。