「私はあの人に嫌われている」
と苦しい思いでいるのなら、
その人を観察してみてください。
本当に自分にだけ厳しいのか?
「そういう人」ではないのか?
他の人にはどうなのか?
【負の思いこみ】に陥らないように、
「なんとなく」 ではなく、
「しっかりと」 観察してみる。
【自分】に対する、相手の態度 だけでなく、
【他の人】に対する、相手の態度 をです。
結果、
他の人にも、厳しかった。
ってことが分かったら、
相変わらず、不機嫌な態度に、不快感はあるだろうけれど、
少なくとも
「自分が嫌われている」 という 部分の解釈においては、
正しくないことがわかって、
いくらか楽になります。
ここはしっかりと押さえておいた方が良いです。
凹むにしても、
必要なところだけ凹んで、
必要のない凹みは減らすに限ります。
これがココロの整理というものです。
それが事実なのか、
そうでないのかを確かめて、
事実でないなら、
「嫌われている(>_<)」という部分においては、
凹むことがなくなります。
そのように、ココロを整理します。
もちろん、
可能性として、
観察した結果、
「やっぱり私にだけ厳しかった」
ってこともありますよね。(T_T)
残念。
「嫌われている」のかもしれませんね。
可能性としては、
否定できません。m--m
人は、私も、あなたも含めて、
好きな人と、嫌いな人と、そうでもない人がいます。
小学校の低学年のように、
「みんなで仲良くしましょう」
なんてことが通らない。
(実際は、低学年でも通らない。表面整えているだけ。)
好きな人 と 嫌いな人 がいる。
ましてや、
大人の世界で、
みんなと仲良くする なんてことはほぼ不可能で、
私も、 あなたも、 あの人も。
嫌いな人が存在するのは、
あたりまえ。
それが、「自然」 です。
とっても、「ナチュラル」です。
だから、
「嫌われている」 ということは、
そんなに大したことではない。
と
ココロの整理をしてください。
また、
「嫌われている」 ということは、
「人格」 とは関係ないんです。
「その人の価値」 とも関係ないことを
確認してください。
ピーマンが 嫌いで、
ハンバーグ が 好き なように、
ピーマンが悪いわけではない。
ピーマンが ハンバーグより 価値がないわけではない。
(むしろグラムにしたら、ピーマンの方が高いのよ・・・)
ただ、
「苦い」 って点で、 「ピーマン」が嫌いなだけなんです。
心の整理をしても、
それでも
「嫌われたくない(>_<)」
と思う方。
「嫌われるのが怖い」
と思う方。
「嫌われている私は価値がないんです」
と思う方は、
過去に「痛い思い」があるようです。
その過去の「痛い思い」が
今も
ココロを揺さぶりつづけ、
ココロの整理をさせなくしているようです。
■ 自分の意思を通したら仲間外れにされた 経験
■ クラスのボスに嫌われて、一人ぼっちになった 経験
■ 仲良しと思っていた友達に いきなり無視された 経験
■ 家族の期待に応えようとがんばってきた 経験
(好かれようとがんばった、嫌われないようがんばった)
「痛い思い」だけでなく、
「信じて頑張ってきた思い」も 対象になります。
この過去の痛い思いのココロの整理が必要かもしれません。
ここから先は、専門家の領域なので、
ブログや記事でお伝えできるのはここまで。
ご自分でできることは、
1、観察してみる【事実確認】
2、 嫌われていることは、大したことじゃないことを理解する
3、 過去の痛かった記憶を思い出してみる
です。
ご自分でできるところまで、
ダメもとでもやってみませんか。
あるクライアントさんは、
「●● さんに、嫌われていると思っていたけれど、観察してみたら、
●●さんに『かわいがられている』と思っていた人にも厳しかったんです。
私だけじゃありませんでした。」
と報告してくれました。
【事実】が見えてきました。
【事実】と【意見】の分離です。
【ファクト】と【オピニオン】の分離です。
試してみるだけでしたら、 リスクは 0 ゼロ です。
効果があったらご連絡ください。^^