「観念」というフィルターを通しているんだよ。

今日のセッションの主役のカードはこれでした。

被害者のカード 【観念】
セッションは、
まずセラピーをして、カードリーディングという流れでした。

セルフセラピーカードは、
5枚引きをしていただいたのですが、
その前に「観念」がテーマになって
セラピーが進んでいました。

私「それでは一枚目のカードですね。
今回のテーマでコアの問題となっている部分です。では見ていきましょうか」

ぺら(ひっくりかえした)

二人「・・・・・・・・・」
しばらくして

二人「え”え”え”!!!!!!!\(◎o◎)/!」
二人「うっわーーーー(@_@;)」
びっくりしましたよ。笑

クライアントさん「なんか頭ゴンゴンゴーン小突かれていますよね!笑」

私「そうですね。それにしても、あまりにストレートすぎますよね。笑」

私「なんか、『わかっているよぅ!今話したばっかりだもん!』 けち付けたくなりますよね」
い、いかんいかん。
くだまきはじめたところで、カードに文句言うのはやめて
読み取りにはいりました。

なんて言っても、
読み取るまでもないことなんですけれどね。

が、それでも出てきたということは
やっぱり意味があります。

今回のセラピーを改めて復習した感じになりました。

私たちは、それぞれにフィルターを通して世界を見ています。

相手にもフィルターがありますし、
自分にもフィルターがあるわけです。

それを分かってコミュニケーションしないと、
ミスコミュニケーションが生まれるのです。

人には違いがあります。


大切にしているモノが違います。


いままでの体験や経験が違います。

あるものが正しく、あるものは正しくない
とすると
つまり、
自分の考えが正しい
とすると、

それに沿わないものは、
間違っている!
となってしまい、
両者わかりあえないまま となってしまいます。

このフィルターは、
「観念」とも呼ばれるし、
「価値感」とも呼ばれますね。

このフィルターが似たモノ同士がくっつく傾向にあります。

似ている方が「楽」かもしれませんね。

しかし、
どんなに似ていても、
まったく同じフィルターを持っている人というのは、
ほとんどいないでしょう。

ある部分では似ているし、
ある部分では異なっている。

そして、
異なっていていていいんです。

それを否定さえしなければ。

そして、
どんな風に違うのか、
知っておく
必要があるようです。

「私は、こんな言葉を使われると、拒否された感じがして、嫌だわ。」
と思って、いたら、そのままお伝えすればいいのです。

相手は、拒否する気これっぽっちもないのに、
こちら側は、ある言葉に反応して(これがフィルターの仕業ですね)
「拒否された」って感じているのかもしれません。

ほかにも
「バカにされた」
「見下された」
「否定された」
「常識が違う」
「普通??」

ように、感じてしまうフィルターもありますね。

これが、
「なんでこんな言葉使うのよ!常識ないんじゃない!普通じゃない!おかしい!」
なんて伝えてしまうと・・・・
ねぇ。相手も怒っちゃいますよね。

(私、よくやっていましたm--m)
セラピーの手法では、
この考え方、観念を変えればいい という考え方もあります。

もちろん、変えていくことも大事です。

あまりに、反応し過ぎている場合は、
辛いですので、
フィルターを変えたほうがいいこともあるでしょう。

が、果てがないのですよ。

そして、
人はみな違う。
その違いを認めること、受け入れることが
コミュニケーションでは大事になってくるので、
フィルターのお掃除とともに、
「違いを認める」というスタンスづくり
自分の育て直し

を合わせてしていく必要があるんですね。

違うということを知っていて、
相手が間違っているのではなく、
自分と違うんだということを知っていれば、
「言い方を変える」チャレンジができますね。

気づかないままだと、
気づかないまま、
相手を責め続けて、コミュニケーションは
難しくなるでしょう。
気づいたら、
「いい方を変える」という選択ができますね。

ここで、
「相手にもフィルターがあるのだから、
私の言っていることは相手のフィルターのせいで、
問題が起こるかもしれないじゃない?」
という疑問がでてきますね。

それについては次の記事でお伝えします。

【まとめ】

■自分の【フィルター=観念=価値感】に気づく
■自分と違う観念を相手は持っている。ということを知る。
■違いを認めると「いい方」が変わる。

2011-05-03 0:11:39

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