人は、変化したい と思った時から何か変化しています。
たとえば、セラピーを受けた日、この日はとても大事です。
そして、次のセラピーまでの時間、とってもとっても大事です。
そのときに、何かしらの変化があるからです。
でも自分の変化ってあまりよくわからないんですね。
相当な大きな変化ならわかるかもしれません。
できないことができるようになった とか、
苦手なことが 苦手と思わなくなった とかね。
そんな変化がみつけられたらすごい!
もう問題が解決したも同然かもしれない!
でもここまで大きな変化じゃなくても
必ず変化は起こっているのです。
自分の変化がわからないなら・・・・
周りの人を見ればいい。
周りの人で、なにか、変わったことはありませんでしたか?
お風呂をあらってくれるようになった。
言葉づかいがなんだかやわらかくなった。
ゴミを出してくれた。
褒めてくれた。
身だしなみに気を使うようになった。
帰宅するのが早くなった。
など小さなことです。
これって、実は、自分の小さな変化が影響して生まれた 他人の変化かもしれません。
無意識なので、自分の変化には気づきません。
でも無意識レベルで変化がおこっているので、
その無意識レベルの変化に周りが反応しているのです。
たとえば、友達になる人って、その理由は理屈じゃないですよね。
なんとなく気があった。
なんとなく面白かった。
なんとなく一緒にいたいとおもった。
無意識レベルの波長にお互いが反応しているのです。
小さな変化も同じです。
無意識レベルの変化に 相手のこれまた無意識が反応して、相手の変化を起こします。
それが、自分に返ってくるのです。
変化は必然です。
そして、よい変化に目を向けることが大事です。
自分が変わったかがわからなければ、周りを観察してみてください。
なにかしら、ヒントが得られるかもしれません。
■このセラピーの考え方が元になっています→解決志向ブリーフセラピー