なぜ【やる気】がなくなってしまうのか?:自分を認められない

◆◇◆ 最近、やる気が出なくて・・・・ ◆◇◆
最近、やる気が出なくて・・・・
疲れるから
動きたくなく
週末だらだらすごして、罪悪感
だらだらすごしたのに疲れがとれない。
仕事に行きたくない。
負のスパイラルから抜け出せません。
という相談が増えています。
Aさんもその一人でした。
しかし、
3回目のセッションで、
  「私が今までやってきたんだから、
   後輩もそれをやって当たり前だと思っていました。
   でも、今度はそれを見つけたら
   褒めてみようと思いました。」
という言葉が、Aさんから自然にでてきました。
Aさんは、仕事でぐったりしてしまい、
疲れも取れず、
週末、外に出かける気力もなく、
いろいろとやりたいことがあるのに、やる気になれない
という悩みを相談しに来ていました。
◆◇◆【やる気】は心のエネルギー ◆◇◆
体にエネルギーがあるように、
心にもエネルギーがあります。
体のエネルギーが日々消耗されるのと同様に、
心のエネルギーも日々消耗されます。
同様に、どちらのエネルギーも供給されますが、
供給量よりも、消耗する量が多くなると、 
文字どおり、「やる気」がなくなってくるのです。
心のエネルギーが消耗される原因の一つは
自分を認められていない
ことにあります。
自分を認められていないと、
他の人も認められません。
不平不満がたくさん出てきます。
そこに気を使い、心を使い、疲れ切ってしまうのです。
◆◇◆なぜ自分を認められないと、心のエネルギーが減るのか ◆◇◆
不平不満が多い人は、比較的疲れやすかもしれません。
意識の上では気づかないかもしれませんが、
不平不満が多い人というのは、【自分を認められていない】ことが多いのです。
それに気が付きたくないのですが、
その自分の認めていないある部分を 他人が持っているのを見ると
なんとも居心地の悪さを感じるのです。
見たくないのに、見せられているのですから、
居心地が悪くて当たり前です。
しかし、それを自分のものと認めるわけにはいかないので、
相手を責めるのです。
これを心理学用語で 【投影】 といいます。
◆◇◆ 嫌な感じは、変化や成長を知らせる合図です。 ◆◇◆
Aさんは
自分のことを認めていません。
だから、鞭打ってでも自分を頑張らせようとしてきました。
ところが、今までは効果的だった、「鞭打って頑張らせる」という方法では、
もう、問題を解決できなくなってきたのです。
変化を知らせる合図です。
苦しみは、変化を知らせる合図です。
変化?
じゃぁどうすればいいの?
一番いいのは、
自分を認めること】です。
例えば、
そんな自分もOKよ。
がんばったら、「よくがんばりました」
たとえ成功できなくても、
「よくやっているよ。自分なりにやっているよ」
と、自分の過程を 励まし、力づけ、サポートしてあげるのです。
自分を認める】と心にエネルギーが流れ込むのです。
◆◇◆ 自分を認めようとすると、くすぐられる私たちの【怖れ】 ◆◇◆
しかし、私たちは、そうやって、
自分を認めること、
自分を励ますことを【怖れ】ます。
甘やかしているのではないか
甘やかしたら、調子にのって成長をやめるのではないか
と【怖れ】ているのです。
なぜ自分を認めることが大事なのか?

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