今日は前回の「とらえ方を変える」のお話の続き。
前回の復習。
わたくし、金城 利佳は、
「他人に欠点がばれるのが恐くてセラピーを受けたくない」と思っている
チキンなところがありますが、
そのおかげで、
「セラピーに来るクライアントさんの複雑な気持ち」の一部が理解できます。
これが、
『見方を変える』
ということ
『とらえ方を変える』
ということです。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
と、前回は、
なんともセラピストに都合のよいお話をさせていただきました。
これ前回は、さらっと書きましたが、
とってもセルフセラピーや、
こころを健康に保つ上で とっても大事なことなんですよ。
とらえ方を変える といっても
ただ、変えるのではなくて、
「否定的なとらえ方」
から
「肯定的なとらえ方」へ
変えます。
この
「肯定的にとらえる」というスキルや
「肯定的にとらえることができる」状態は、
こころの健康に大きく影響しています。
セラピストが、実は、こっそりセラピーの中で、
意図しているポイントだったりします(^_-)-☆
(やべもうこっそりじゃなくなってしまった。。。)
なにか問題が起きた時、
たしかにクライアントさんのもとで起こった出来事は、
それだけで問題なこともありますが、
それ以上に、
起こった出来事や、それに反応した自分や、関連している人物 に対して、
否定的にとらえがちな(心理)状況に陥った時
冷静に状況に対応できなくなり、
また、問題解決が望めない「ような感じ」がして、
(もうダメーーー(>_<)って感じ)
大変苦しみを伴うことになります。
困難な出来事があっても、
大変だけれど、
深い悩みには至らないこともありますでしょ。
一方
簡単な出来事であっても、
人からみると、大したことなさそうな出来事なのに、
深い悩みに至ることもありますでしょ。
オレンジにもきますよ。
「こんなちっぽけな悩みで悩んでいる私はおかしいんです」って訴えてくるクライアントさん。
まぁまぁまぁ(^_^;)
そんな大変深ーい悩みを抱えてくる。
これは、
『人の悩みの深さ』は『起こった出来事の難易度』で決まるわけではない
ということを表しているのではないでしょうか。
起こった出来事を「否定的に見てしまう状態に陥っている」からこそ
なせることだと思います。
もうひとつ付け加えておきたいことがあります。
それは、
「否定的にとらえる」人がいる というよりも、
「否定的にとらえる」状態がある
と言ったほうが良いです。
誰でも、私も、私の尊敬している先生だって、
「否定的な見方」に陥る状態があります。
あって当然なんです。
道を譲ったのに、堂々と通りすぎていく人に対して、
「会釈ぐらいすりゃいいのに!」って腹を立てたりさ。
彼氏が5分遅刻して、
「私を大切にしていない!」って腹立てたりさ。
だれー。このちっちゃい人。もー。
もちろん
びっくりするほど、
否定的にとらえているように見える方もいますが、
これも、
「否定的にとらえる状態が続いている」と言ったほうが良いです。
「ええ!私、否定的にとらえる人だわ(>_<)」
なんて思わないでくださいね。
せめて、
「おっとー今、私、否定的にとらえる状態になってるわ^m^」
ぐらいで。
「今私に触ると怪我するわよヽ(`Д´)ノ」
ぐらいで。
(・・・これいいね。とっても客観的に自分をわかってる(o^-')b)
ひさしぶりの
なにが言いたいかというと
■ 否定的にとらえてしまう状態にあると、悩みが深くなりやすい。
■ 否定的にとらえる「人」がいるというよりも、そんな「状態」がある。
ということです
つづきます。