心理療法(カウンセリング)は
もう解決できそうもないぐらい
最悪の状態の人が来る
そんなイメージがありませんか?
そして、「自分には心理療法やカウンセリングが必要なのでは」
と思っているにも関わらず、
「この程度で受けても良いものか?」
と最初の一歩を踏み出せずにいる、
そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
1、なんだか怪しいなぁ
2、心理療法ってなんだろう。カウンセリングってなんだろう。
3、私のこのような悩みで心理療法やカウンセリングを受けてもいいのかなぁ
私のところへいらっしゃる相談者さんも
そのように言いながらいらっしゃった方がほとんどです。
そう思いながらも、このままでは辛い。
このままではいけない気がする。
どうにか変えたい!
という思いを持っていらした方たちです。
心理療法やカウンセリングは、
まだまだ一般的ではないので
どんなことをするのかイメージするのが
難しいかもしれません。
欧米では、具合が悪くなったら病院に行くように
カウンセリングが一般的に利用されています。
そして日本でも少しずつですが、
心も体と同じようにメンテナンスや
治療が大事だという認識が広まりつつあります。
とは言え、心はカラダとは違って、
同じような治療方法では回復しないことが多いです。
お薬を飲めば治るわけでもありません。
お医者さんの言うことを聞いていれば
治るものでもないようです。
身体を整えながら、心を整えていきます。
身体のバランスが崩れると心(感情)が乱れ
性格にまで影響を及ぼすこともあります。
心のバランスが崩れると、身体の回復機能が遅れ
疲れやすくなったりイライラしたりして
身体の不調を招くだけでなく
さらに心のバランスを崩すことがあります。
また、それらの不調が身の回りの
人間関係に影響を及ぼしたり
逆に、その人間関係によって
心身のバランスがくずれることもあります。
どちらが先とは、はっきりと言えない
はっきりとした解決策が決まっていない。
人それぞれである。
このことが、「心」の問題解決を
難解にしている理由です。
相談者さんは、セオリー通りの人生を
歩んでいるわけではありません。
その方ゆいいつの歴史をもち
背景があり、それゆえの考え方をもって
生きてきた、唯一無二の壮大な物語の途中なのです。
そして今、
ある状況に出くわし(ずっと続いていたのかもしれません)
変化させる時がきたのです。
完全にオリジナルな状況、
そして背景、
想いを丁寧に読み解いたり
一緒に紡いでいく必要があります。
セラピーには、自助努力も必要です。
心理セラピー・心理療法・カウンセリング関連
の本がたくさんでていますし、
ブログや、HPもたくさんあります。
そのようなツールをつかって
自分を見つめ、自分に関心をもち
自分を大事にして欲しいなと思います。
自分に関心を持つこと自体が
心の養生に効果を発揮します。
でも、
自分ではちょっと難しいなぁと
思われたときは、
私たち心の専門家の助けを
借りてみてください。
相手がいることでしか
解決できないレベルの課題もあります。
心の専門家の方がいた方が、安全に
取り組めるレベルの課題もあります。
悩みの大小は、絶対的な大きさではなく
自分で決めていることが多いのですよ。
だから、悩みの大小にかかわらず、
すべては、自分が幸せになるために。
ひいてはあなたをとりかこむ周りの人を幸せにするために、
心理療法・カウンセリングを利用することをお勧めするのです。