「理想の自分」という幻想

あなたにとっての「理想の自分」とは どのような姿を言っているのでしょうか。
そのゴールが正しく設定できないと、
いつまでたっても、自己嫌悪を感じて
理想の自分と現実の自分のギャップを味わいながら生きていく羽目になってしまいます。
自己実現を求めるあまり、
心のエネルギーを枯渇させてしまう方がたくさんいます。
せっかく理想を目指して、
よりよい人生を目指して、
よりよい自分を目指して
とスタートの思いはとても素晴らしいものなのに、
それによって、心のエネルギーが枯れてしまうのは本末転倒ですよね。
というのは、
理想の自分になりたい、
なりたい自分へ という思いは、
ある一定のレベルにきたら、満足するというものではありません。
そこが食欲とはちがうところ。
食欲は、ある程度満たされると、もういいと
思いますし、これ以上求めることはほとんどないでしょう。
しかし、
理想の自分・自己実現欲 は、際限なく次から次へと出てくるものです。
だから、どのような場面で、どのような振る舞いができるようになることを
ゴールとしているのかを正しく設定しないと、
いつまでも満足できない状態が続き、
心のエネルギーをかなり消費するような人生を送ってしまうのです。
「自分を変えたい」

どんな自分をどのように変えたいですか?
どんなシーンで、どんな風になったら、「変わった」とあなたは思うと思いますか?
「人の目が気にならなくなりたい」↓
どのような姿になったら、
どのような行動をするようになったら(しなくなったら)
あなたは「人の目が気にならない自分になった」
と思うようになるのでしょうか?
「ネガティブな思考パターンを変えたい」↓
どのような行動や考えをネガティブととらえていて
それがどのようになったら、あなたは
「ネガティブな思考パターンが変わった」
と思うようになるでしょうか?
「コンプレックスをなくしたい」↓
それはどんなコンプレックスで、
どのような時に感じるものですか?
それが
どのように感じられたらいいですか?
コンプレックスがなくなったら、どんないいことがありそうですか?
などなど、
この4つは、セラピーに来る方が共通して
ほとんどもっている思いですので、
例示してみました。
どのようなシーンで、 どのような姿で、 どのような行動を目指しているのですか?
もちろん、いつの間にか「変わった~」という方も中にはいらっしゃるかもしれません。
しかし、数年もしくは、数か月たって、
次の課題が来た時、
次のなりたい自分が出てきたとき、
「また問題が出てきた~私、何も変わっていない(>_<)」 と落ち込んでしまうかもしれません。 いえいえ、あなたはちゃんと成長しています。 あの時にその辛さを乗り越えて、 今この文章を読んでいることがその証拠です。 ただ、それをどのようにして乗り越えたのか、意識付けが足りなかっただけなのです。 もし、自分のゴール設定力がちゃんと養われていたら、 どんな問題が来たとしても、 それに対応することができます。 自分の力で。です。 そのどん底にいるときに、 お手伝いさせていただくことが私たちの役目でもありますが、 と、同時に、次に起きた問題に対処できるスキルを今、 養う  ことも大事だと思っています。 (心のエネルギーの消耗レベルによって、対処は変わってきますが) このゴール設定力は 私たちにとって まだまだ磨かれていない境地でもあります。 これは、願望実現にも使えるし、 もちろん、問題解決にも使えます。 「理想の自分」を もわっとした幻想にとどまらせないこと もちろん、これだけがセラピーや 問題解決や願望実現の方法ではありません。 しかし、 専門家のところに行かなくても 自分一人ででもできる かなり有効な「思考訓練」です。 しみついてしまっている思考パターンは ひょいっと魔法の様に変わることはありません。 しかし、 正しいゴールを設定し、 必要な手順を踏めば、 だれでも一人で取り組める セラピーなのです。 もちろん一人でするのが難しいのであれば、 お手伝いいたします。 まずは、自分で設定してみませんか? あなたにとっての「理想の自分」とは どのような姿を言っているのでしょうか。

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