荷降ろし症候群は、
近年では燃え尽き症候群ともいわれています。
ある目標に向けて、一生けん命がんばってそれを成し遂げたとたん、
ガタっと、気力を失ってしまうことをいいます。
荷降ろし症候群は、
仕事や勉強はもちろん、
ご飯を食べることや、お風呂にはいること、掃除をすることなど、
日常生活においても気力が衰えてしまいます。
テレビや新聞すら見る気力が失われ、寝つきも悪くなります。
荷降ろし症候群(燃え尽き症候群)が悪化すると、
うつ病になる可能性もあるので気をつけた方がよいでしょう。
たとえば、大学に入ることを最終目標にして頑張ってきた若者たちが、
大学入学後、目標喪失感から何もやる気が起こらなくなってしまうことも多いのです。
そのほか、マイホームの購入後、定年退職後など、多く見られます。
こうした荷降ろし症候群(燃え尽き症候群)にかかりやすいのは、
几帳面でまじめ、 何事にも手を抜かない性格の人がなりやすいといわれています。