フォーカシングは、“からだの感覚を通じて心の声を訊く”心理療法です。
私たちの心とからだは密接につながっています。
やりたくないことがあると胃がきりきり痛んだことはありませんか?
緊張するとお腹が痛くなったことはありませんか?
切なくなって胸が締め付けられるような感覚を覚えたことはありませんか?
小学生がよく「お腹が痛いから学校に行けない」といって、学校に行くのを渋る
こんな経験はありませんか?
もしかしたら、自分が子どもの頃に。
あるいは今、親の立場として。
「お腹が痛い」というのは言い訳ではなく、本当にお腹が痛くなってしまっているのです。
本当は、「(学校に行きたくないから)お腹が痛くなってしまった」のです。
でも、学校に行かなくてもすむ(嫌なことがなくなる)と、それはぴたりとやんでしまうのです。
だから、
親としては「あのこ。。。仮病だったのかしら・・・」となやみ
子どもとしては「あれー本当に痛かったのかなぁ」
となってしまいます。
大事なことは、お腹がいたいかどうかということではなく、
「学校に行きたくない何かがある」ということなのです。
このように感情はからだの一部にでてきます。
フォーカシングでは、
身体の一部にでてきた「ある感覚」の存在を認め、観察することで心の声を聞くことができるのです。
自分の気持ちを感じきるだけで問題解決につながることがあります。
失恋をしたとき、失恋ソングを聴いて傷が癒えることもあるでしょう。
夫婦喧嘩では、妻の話を聞いてあげるだけで問題が解決することもあります。
相手に関心を持ったり、耳を傾けるたり、相手の気持ちを分かってあげることで問題が解決します。
それは他人との関係だけではなく、自分自身に対しても同様です。
自分がどう感じているかを知ることは問題解決に大きくつながります。
誰が自分の一番良い面を引き出してくれるか、誰が気を殺ぐことや傷つけることをするか、
カラダは、知っています。
人生をさらに充実させ、報われるものにするために、何を次にするべきかについても
カラダは、知っているのです。
☆こんなときに
・大嫌いな自分をどうにかしたいとき
・自分がどう感じているか、何がほしいかをもっと分かるようになりたいとき
・抑えきれない感情をどう扱ったらいいか知りたいとき
・「できない病」とか「やめられない病」から解放されたいとき
・はっきりと納得のいく決断をしたいとき
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